コロコロコラム第33話「藤子不二雄とカスタムチャリとクリームソーダと加山雄三と横浜銀蝿 中編A」


皆様、お久しぶりでござい!
只今、地元茨城の阿見って街にあるアウトレットのフードコートでコロコロ制作中!
今回は続きモノのコラムだから、書き始めるのにいったん前回のコラムを読んでから書く訳だけれどもだいぶ日にちがたってしまうと前回書いてたテンションと今はもう違っていたり、もうこの「お題」について書くのも飽きてたりするわけよ。
だから実は前にも続きモノやって途中なっちゃってる話とかもある訳。
チキチキ物語とかもそうなんだよねー
でも…今回は次も楽しみとか言っくれた人がいるから何とか同じテンションを思い出して書くね。
俺が登校拒否児だけど野球の上手いヤツのアニキの部屋に逃げ込んだトコまでだったよね…
オレはホントにアタマをフル回転させたよこれ以上無いってくらいにね!
でもね灯台下暗しって言ったもんだね!
なぜ今までこんな簡単な方法に気づかなかったんだろう!って思ったよ。
実は俺、その1~2ヶ月前に盲腸の手術をした訳…
最初近所のヤブが誤診しやがって「タダの腹痛だからちゃんとお腹を温めて寝るように」って言われたもんだから、親はカイロやら湯タンポやらを持って来てガンガン布団の中を温める。
しかし、待てど暮らせど症状は良くならない…
終いにはあぶら汗が滲み出て立って歩く事も出来なくなっちゃって、さすがに親もコレはおかしいって事でもう一度同じヤブのトコに言ってちゃんと見てくれと頼んだら、検査して返って来た答えは…
「何でこんなになるまでほっといた!」だって。
あの頃はいくらヤブでも医者と言ったら神様みたいな風潮があったからしょうがないのかも…
けっきょく腹の中で盲腸が腐っちまったのよ。
温っためたりなんかしたもんだから!
おかげでメスで切った腹の傷口は膿んでしまってるから中々ふさがらず、毎日通院してパックリ開いた傷口を消毒して傷口が自然に塞がるのを待っていた訳。
話を戻すと、オレはコレだ‼️と思ったね! 作戦が完了するとオレは玄関先に待たせている、ヤンチャボーズ達のところに一目散に降りて言って開口一番にこう言ってやったよ!
「オメーらタイマン張ってやっからコッチの条件1つだけ聞いてくれ! それ約束出来んなら今日タイマンで勝負つけようじゃねぇか!」
そしたら相手が「条件って何だよ?」なんて絵に書いたようなシナリオの答えが返って来たから、オレはめいっぱいワルぶった演技でこう返したんだ。
「この前チンピラとケンカして腹刺されちまったから、まだその傷口がふさがってないんだよ。だから腹の攻撃は無しって事にしてくれんならやってやるよ!」
ってパックリ開いた傷口を相手に見せながら言った訳。
一瞬、
あきらかに相手がビビった顔したのが解ったよ。
なんせオレの演技力と言ったら自分でもビックリするくらいスマートなもんだったからね〜😏
よく考えれば何で小学生がチンピラにドスで刺される状況になるんだよ! 笑っちゃうくらいのチクラップ(←嘘の意。当時ウチらの周りの小学生言葉)なんだけど、ソレをホントの様に思わせるオレの空気感があったんだろうね👍
とにかく相手は
「今日はもういいよ…」なんて言いながらそそくさ退散してったよ。
これで暫くはオレらの公園は守られた訳だ。
めでたし!めでたし!って訳にはいかず、一難去ってまた一難…
遂にガキどもの親達に100円月謝がバレた!!
親はもちろん学校の職員室から呼び出されてこっぴどく叱られる訳だ。
そん時に先生達がオレに目を付けたのが服装ね。
ほらオレは例によって前にも書いた様に、Leeのジーンズのケツにはクリソ(CREAM SODA)財布
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靴下からもドクロのワンポイント、チャンピオンの紺のジャージにオニツカタイガーのスニーカーだ。
アディダスの紺のウインドブレーカー等も好んで着ていた。
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さすがにチャンピオンやオニツカのスポーツ有名ブランドには文句が言える訳もなかったが、クリームソーダ!
コレに目を付けられてしまい、「そんなドクロのマークが入った不良が付けるようなものを身につけたりしてるから人から金を巻き上げる(野球部の月謝の事)ような人間になっちゃうんだよ! 」と言ってクリームソーダの財布は取り上げられ、こっぴどく絞られた挙句校内放送で「クリームソーダというブランドの服や小物等を身につけ学校に登校しないように!」と、クリームソーダ禁止条令まで出されてしまった…
そして、元々野球などどうでもよかった俺は野球部を解散して(と言うより自然消滅だったかなぁ…)例の改造チャリでプラプラしていつもの駄菓子屋に入り浸っては、今度はインベーダーゲームにハマって行く…
インベーダーゲームは70年代に大爆発ブームを巻き起こしたテーブル式インベーダーゲームの事、テーブル式ではない物もあったが俺の行きつけの駄菓子屋にはテーブル式インベーダーだったから今でもそっちの方に愛着がある。
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俺の行きつけの駄菓子屋は、俺の家から半径1キロ以内に2件あった、ひとつは駄菓子だけを置いてる店、もうひとつは駄菓子の種類は少ないが店の端に鉄板テーブルが置いてあり、そこで焼そばやお好みが焼ける駄菓子だった。もちろんその値段も小学生価格!焼そば、お好み共に50円から出してくれるのだ!焼そばの他にお好みは2種類しかなく、オボロと生姜のみ。オボロは甘いピンク色の粉みたいなものをキャベツと粉に混ぜるだけ、生姜も同じ。
まぁ、この頃の思い出が今の俺の店『昭和鉄板焼チキチキ屋』というネーミングにインスパイアされていると思うね。
話をインベーダーに戻すと、その行きつけの駄菓子屋2件ともテーブル式インベーダーゲームが置いてあった訳。
このインベーダーブームはとどまる所をしらず社会現象になった! 噂によるとあまりのブームに100円玉が足らなくなり、急遽国が100円玉の製造を増やしたという都市伝説まである。
各地にインベーダーハウスなるインベーダーゲームしか置いてない今でいうゲーセンの始まりみたいなものができ始める。
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遂にウチらの近所にもインベーダーハウスができ、俺は常日頃駄菓子屋で鳴らした腕を見せたくてウズウズしていた。
しかしながら、インベーダーブームというのは社会現象を起こしただけあって中学生や高校生はもちろんのこと大学生だってやっていたちょっと前にあったポケモンブーム的、大人から子供まで誰しもが、の走りだったと言っても過言では無いような気がする社会現象であった。
だからインベーダーハウスには駄菓子屋にはいない様な不良がウジャウジャ溜まっているわけだ、(駄菓子屋というのは駄菓子屋のオバチャンの秩序により我々小学生は輩から守られている)
なので、我々小学生はインベーダーハウスに行きたくとも金を巻き上げられたり、している仲間を見てなかなか中には恐くて入れなかった…
ここで俺は初めて小学生レベルのハッタリでは太刀打ち出来ない何か強大なモノを意識し始める…
そう、ソレはあの藤子不二雄の「魔太郎が来る‼︎」で出てきていた俺からすれば漫画の中だけで描かれていた悪の中学生像(不良)と被った訳だ。
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そして俺は現実に存在する不良という存在に初めて恐れと怒りを感じる事になるのだ。
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つづく…