コロコロコラム第35話 人生を語るには(薔薇の木に薔薇の花咲く)の巻


みんなご無沙汰!元気⁉️
前回のコロコロで次回は横浜銀蠅の事だけを取り上げてやろうみたいな事書いてたんでそれに関連するいいネタが今年(2018年)になって偶然出来たんで予定どうりそんな感じで行ってみよ〜う!(←いかりやっぽく読んで)
今年に入り我々をいつも応援してくれているガメラさんから「コンテストに出てみない?」みたいなLINEが来た。 我々は最初あまり乗り気ではなかったが…
まぁその話はとりあえず置いといて、結論から言うと、何と!そのコンテストで我々ファンチキは優勝しちまったのである! 
まさか50歳を前にしてそんな仕掛けがこのバンドに残されていたとは思いもよらなかった。(続けて来て良かった!)
エッ!?まったく銀蠅と関係ねー話じゃないか!って❓
まぁ最後まで聞いてよ、オレ個人的には賞を貰うよりも感動… いや、因果というものを感じたのは、そのコンテストの審査員長が、横浜銀蝿の翔君だったって事!
文字通り 賞 より 翔 に心が動いたわけだ。
ね!銀蠅ね話にここで繋がったでしょう?
なので、コンテストの話よりも前回の予定通り銀蠅の話から先にするね! 先ずは小~中学くらいの話から。
まぁ前回の続きにはなるけど、小6〜中3にかけて銀蠅のレコードはほぼ全部持ってたね!シングル、LPどっちともね!
銀蠅一家になるとちょっと後期の頃は誰が誰だかあまりわからないけど、とにかく銀蠅だけは飽きずに聞いていた。
銀蠅のやり方は頭が良くてLPを買ってもシングルの曲は聞けない仕組みになってたんだ…
だからどうしてもどっちも欲しくなる訳!
で、オレが1番感動っていうかカッコイイ!って思ったのが、(そして今ではうまいなぁって思うけど)LPのタイトルがマニアル車のクルマのギアになってるのね、だから「ぶっちぎり」「ぶっちぎり セカンド」「仏恥義理 蹉蛙怒」「ぶっちぎり とっぷ」…
みたいに続いて行くんだけどじっさい車のギアだったんだって気づくのは「ぶっちぎり とっぷ」くらいから…
なんかそうなると普通クルマにギアって5速しかないから5速の名前はオーバートップ!じぁない?、
って言うことは…
もうそろそろ銀蠅って終わりなの❓って途中から薄っすら知ってはいたけど、、、 なんか妙に寂しかった記憶があるなぁ… それにしても最初から解散を念頭において動き出したバンドも珍しいと思う。
それもただ解散するっていうんではなく3つの目標を達成してから解散するという事を公言しながらやっていたんだよねー
ちなみに3つの目標はこんな感じ
・シングルレコード1位
・LPレコード1位
・武道館満タン
コレを2年でやり遂げるなんてデッカい事言って始まったんだ、、、
でもなんと!2年でホントにLP 1位、武道館満タンはやり遂げたんだけど、シングルレコード1位は遂に2年で出来なかったんだ、、、
だから、彼らは話あってもう 1年やる事にしたらしい…
オレ的には解散が伸びて嬉しかったけどね!
まぁもちろんこういうビックマウス的発言は矢沢永吉の影響が大きいんだろうけど、オレにはキャロルやクールスはひと世代上の先輩達が聞いてたバンドでオレが中学の時とかはもうヤンキー全盛期だったんで、(特に茨城は)先輩からクールスのカセットテープが回って来てもいまいちピンと来なかったなぁ、、、
(ちなみにキャロルに関しては20歳になるまで聞いた事も無かった。)
クールスはルックスにしても、どこか洗練され過ぎてて外国のバンドみたいに感じた。(じっさいジェームスさんは外人顔 だしね(笑))
それに匂い的にもアンダーグランドのヤバイ奴みたいな感じでよくわからないなぁ…
なんてのが正直な気持ちだね。
その点銀蠅は分かりやすくしかも当時のドラマとかにツッパリ物はブームだった金八先生2 、積み木崩し、大映ドラマなどにうまくリンクしたんだよね。
なめ猫やつっぱり君なんてキャラクターも大ヒット!それに銀蠅はそんなにヤバさが無い!曲はコミカライズされたロックンロールだから小学生のオレでも凄くとっつきやすい!(もちろん後にクールスにもコミカルな曲はある事は知るが。)大ヒットしたツッパリハイスクールロックンロールなどは、日本人の心の中にある俳句みたいな歌詞の構成で覚えやすい!なんと言ってもあのお揃いのコスチュームにサングラスで素顔を絶対見せない姿は、特撮モノ戦隊モノ好きなオレにはガチンとハマった!
だからどっちかっていうと不良っぽさとか悪いっていうイメージはなく「正義の味方」みたいにみえてたんだよね。
実際彼らは非行少年少女らに「ホントの意味でのツッパリとは」的な宗教エッセンスを盛り込み更には自分らのコンサートを「It's Only rock 'n' roll集会」と題し、お客さんの悩みや不満を聞いて一緒に意見を言い合ったりする「対話集会」なるものをやっている事によりそれまでロックンロールスターはステージの上の口もきけない憧れの人からファンと一緒に作って行こうぜ的な浸しみやすい近所のアニキ的なイメージ戦略に成功している、このやり方は後々AKB みたいな会えて話や握手も出来るアイドルみたいに真似されていく。
そして銀蠅のお客さんは、そんな対話集会とかで宗教的に教育されてるから非常にマナーがいい訳だ、実際銀蠅のお客さん達にそんなにワルはいなく、ちょっとワルに憧れる普通の女子中高生が殆どだからもともとちゃんとしてるわけ。対話集会の悩みって言ったって校則がうるさいとか銀蠅のコンサートに行っちゃダメだと親が言うんだけど、どうしたらいいか?みたいなかわいい悩みが殆どでホントにグレてるヤツは銀蠅のコンサートには来ない。
そういう「俺たちこんなカッコしてるけどちゃんとしてるんだぜ!」みたいな売りは、最初は目くじら立ててた親御さん達やPTAをしだいに取り込み手紙で「家の娘が銀蠅さんのおかげで非行から立ち直った」とか「シンナーをやめてまじめに学校に行くようになった」とか…
この不良コスプレでのクリーン戦略は逆説戦法で見事にウケて社会現象にまでなりあげくには当時の総理大臣、中曽根首相の官邸まで呼ばれて教育論を述べている。
それでは飽き足らず今度は「銀蠅一家」なるちょっとテキ屋チックな日本的名前を持って来てファン層にもっと歳の近い島大輔やグリース(杉本哲太)ツッパリアイドルを作り上げ、この若手達にも厳しいトレーニングに耐えて銀蠅一家になったんだ的な社会は厳しいんだぞ!イメージもちゃんと歌詞に盛り込ませ更なる浪花節ツッパリ産業で芸能界での幅を広げて行く。
そしてこのやり方も銀蠅世代で育ったエグザイル達が後に真似している。(ジェイソウルブラザーズやイーガルズなど銀蠅一家のやり方にそっくりだ)
横浜銀蝿という存在はバンドとしては本当に特殊だと思う。
そして日本初!いや、世界初的な事をやっているのがいろんな観点から見てとれる。
まず、ロックンロールバンド名に漢字を持って来た!たぶんこの辺の由縁が後にヤンキー、ツッパリブームが絶滅危惧種になった時に銀蠅はダサい!と言う事になっていったのだろう!
あとは銀蠅書籍関係はほぼ音楽の事は書いて無い。
書いてあるのは生き方やケジメのつけ方といった人生論的な事しか書いてないのだ。
それに面白いのが、銀蠅の写真集!!!
バックの風景以外すべて一緒なのだ。(笑)
俺はそれが1番最高だと思う!
だって俺は銀蠅を特撮ヒーロー的目線で見てたわけだから、例えば仮面ライダーやウルトラマンの写真集が出たとして写真集だからって仮面ライダーはいちいちいろんな服に着替えないよね?
それでも通用しちゃうからヒーローなわけで、写真集でも一貫してあのカッコを変えないっていうのも世界初だと思うよ! ましてやそれすら売れた訳だから(仕掛け人は笑いが止まんないよね!だって衣装代ゼロだもん)
まぁオレの銀蠅分析は書き出したらきりが無いんでこのくらいでやめといて、この辺で最初に話してたファンチキ優勝の話に戻そう。
第1回荻中音楽祭という大田区の商店街のコンテストイベントなんだけど、1月から始まって俺らも33バンドもいるのにその中きら選ばれる訳ねーだろって!って思ってから夕方くらいまでに終わるし、その後にバンドの新年会でもして酒飲んで「いい経験出来たね」くらいで終わろうと思ってた…
1回戦は投票形式なんで知り合いの少ない俺らが通る訳無いと思ったのだ…
しかし、通った!!!何で??
で、2回戦はギターの宇野も来ないしサックスのミノリが体調不良の為、当欠になり急遽曲を変えてやった訳だが…
だから側から見ればナメてるなぁ〜
って見られてもしょうがない状況な訳だ。
しかし、奇跡は2回起こった!なんと!ファイナルステージの3組まで残ったのだ!
まぁ!けっきょくはファイナルも優勝したんだけど俺は何故かファイナルの時より2回戦の方がビックリしたし感動した!
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ファイナルの時はハッキリ言って我々が全員揃って本気で挑んだら負ける訳が無いと思ってたからだ。
しかし2回戦はギター、サックスがいないということはゴレンジャーで言えば青レンジャーミドレンジャーがいないも同然!
それで戦って勝つというのは相当なものだと思ったのだ…
銀蠅の翔さんも優勝の時の俺らに対するコメントは「2回戦の時は、大事な時にメンバーもちゃんと揃ってねーで、お前らナメてんなぁ〜!って思ったけど、今日は審査員満場一致でファンチキだった!」
と言ってくれている!
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そして今回のコンテストをとうして1番嬉しかった翔さんの言葉があるんだ。
それは2回戦の時にメンバーも揃わないし、曲もいつもよりロックンロール寄りのレパートリーに変えて、まぁオレの中ではこれで終わりだからめっいっぱい楽しんじゃおう!と思って歌いかたもMCも翔さんぽい感じでやった訳。
あげく「最後に一言!銀ばるっきゃねー!!!」
なんて言って終わりにしたりね (笑)
あとで帰り側に翔さんがいたんで「翔さんのマネで歌ってたの分かりました❓」
って聞いたら、
ニヤっと笑って
「おう! わかったよ。お前はもっとオレのマネをしろ!」って言ってくれたんだよね!
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ってかマネをしろも何もオレは既に世界で一番…
オッとこれ以上は言えねーな。(笑)
まぁとにかくあの一言がオレにはホント嬉しかった!
何だかんだ文句も言ったけどこの音楽祭出て良かったよ!
ガメさんありがとねー👍
そしてこの音楽祭3ヶ月をとうして知り合った実行委員会のアヤちゃんを始めお世話になったスタッフの方々関係者、楽屋で仲良くしてくれた横浜銅蝿の皆様!
お疲れ様でした!そして今後とも宜しくお願い致します!
ありがとうございました! 
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